2026年11月2日週の映画興行収入ランキングTOP10|新作3本と前週からの順位変動
2026年11月2日発表の国内映画ランキングTOP10。10月30日〜11月1日の全国動員順位、新作『RYUJI 竜二』など3本、前週比較と公表興収を確認。
2026年11月2日週の映画興行収入ランキングを確認するなら、まず対象期間と集計指標に注意したい。興行通信社が2026年11月2日に公表した最新の全国ランキングは、10月30日(金)〜11月1日(日)の週末3日間における観客動員数の順位であり、作品別の興行収入額を並べた順位表ではない。1位は『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。新たに『RYUJI 竜二』『クレイフェイス』『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第七章 虹色の輪廻』がトップ10入りした。
この記事は2026年11月3日午前6時(日本標準時・JST、UTC+9)を基準に、2026年11月2日公表分と10月26日公表分を比較する。日本ではこの期間に夏時間の切り替えはない。「11月2日週」はランキングの発表日を起点とする編集上の呼び方であり、11月2日〜8日を集計した将来の結果ではない。
| 今週 | 作品名 | 前週 | 変動 | 公開週 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記 | 1位 | → 維持 | 5週目 |
| 2位 | 汝、星のごとく | 3位 | ↑1 | 4週目 |
| 3位 | バイオハザード | 5位 | ↑2 | 4週目 |
| 4位 | RYUJI 竜二 | ― | 初登場 | 1週目 |
| 5位 | 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ | 2位 | ↓3 | 15週目 |
| 6位 | 耳をすませば 4Kデジタルリマスター | 10位 | ↑4 | 2週目 |
| 7位 | うるわしの宵の月 | 4位 | ↓3 | 2週目 |
| 8位 | メイドインアビス 目覚める神秘 | 6位 | ↓2 | 2週目 |
| 9位 | クレイフェイス | ― | 初登場 | 1週目 |
| 10位 | ヤマトよ永遠に REBEL3199 第七章 虹色の輪廻 | ― | 初登場 | 1週目 |
順位、公開週、前週順位は、集計元の興行通信社「週末観客動員数TOP10」と、同社の2026年11月2日付の発表記事に基づく。前週欄の比較対象は10月26日発表の10月23日〜25日ランキングである。トップ10以外の作品を勝手に補ったり、興収の未公表値を算出したりはしていない。
東映配給の同作は、週末3日間で動員20万5,000人、興行収入2億6,700万円。首位に返り咲いてから3週連続で1位を守った。累計動員は241万人、累計興収は34億円を突破したと興行通信社は報じている。一方、前週末の動員28万人、興収3億9,400万円と比べれば週末単体の数字は小さい。1位維持は売上の増加と同義ではないため、強さを判断するときは順位と週末実績を別々に確認したい。
前週3位から2位へ上昇。対象3日間の動員は10万7,000人、興収は1億5,100万円で、累計では動員115万人、興収16億円を突破した。前週の興収2億1,800万円から週末の額は減っているが、順位は上がっている。順位の変化だけで観客数が増えたと解釈せず、各指標の期間をそろえて読むのが適切だ。
前週5位から2つ順位を上げ、3位に入った。週末3日間の動員は8万1,000人、興収1億2,700万円。累計の動員は118万人、興収は20億円を突破した。前週順位との差は確認できるが、上昇の要因を上映回数や入場者特典だけに断定できる材料はない。公開条件を詳しく知りたい場合は、各劇場の上映スケジュールを併せて確認しよう。
今回の新顔で最上位は4位の『RYUJI 竜二』。1983年公開の金子正次主演・脚本作品を新たに描く映画で、監督は水田伸生、主演は柳楽優弥。川栄李奈、萩原利久らも出演する。公開初週の動員順位が4位という事実は確認できるが、同作の週末興収額は参照したランキング記事に明示されていない。ほかの作品の平均単価を当てはめて売上を推計するのは避けたい。
『バットマン』関連作品に登場するヴィランが変貌する過程を描いた心理スリラーが9位で初登場した。監督はジェームズ・ワトキンス。公式ランキングの紹介ではトム・リス・ハリス、ナオミ・アッキー、デヴィッド・デンシックらが挙げられている。順位だけでホラー映画全体の需要や口コミ評価を測ることはできないため、鑑賞を検討する人は作品の公式案内で内容・年齢区分・上映館を確認したい。
1980年公開の劇場映画第3作を新たな解釈で再構成するシリーズの最終章が10位に初登場。総監督・シリーズ構成・脚本は福井晴敏、監督はヤマトナオミチ。小野大輔、桑島法子、潘めぐみらが声の出演を務める。シリーズ作品では前章までの視聴経験が鑑賞の判断材料になるが、ランキングから初見者の満足度は読み取れない。視聴順や上映方式は作品の公式情報で確認しよう。
順位の上昇幅が最大だったのは『耳をすませば 4Kデジタルリマスター』で、10位から6位へ4ランク上昇した。前週は4Kデジタルリマスター版のIMAX上映開始が報じられていたが、今回の上昇をその効果だけで説明することはできない。一方、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は2位から5位へ下がった。それでも公開15週目で、累計動員1,277万人、興収186億円超という興行通信社の公表値がある。週末の順位低下と累計の規模は矛盾しない。
『うるわしの宵の月』は4位から7位、『メイドインアビス 目覚める神秘』は6位から8位へそれぞれ後退した。新作が3本入ったため、前週7位の『バッド・ルーテナント:トウキョウ』、8位の『影を売る女』、9位の『mentor』は今週のトップ10に見当たらない。ただし、トップ10圏外になったことは上映終了を意味しない。観に行く予定があるなら、作品名と地域を指定して劇場の当日上映情報を検索するのが確実だ。
同じではない。観客動員ランキングは観客の人数を基準に並べ、興行収入ランキングはチケット売上金額を基準に並べる。特別料金の上映や年齢別料金、上映形態などによって1人当たりの売上が異なるため、両者の順序が常に一致するとは限らない。今回の公開されたトップ10は「週末観客動員数TOP10」だ。検索時に「興行収入ランキング」という表現を使っていても、この記事の順位表を興収額順と誤認しないようにしたい。
また、本文に記載した「週末3日間の興収」は10月30日〜11月1日の期間実績であり、「累計興収」は公開開始から公表時点までの積み上げだ。両者を直接並べて成長率を計算するのは不適切。トップ10すべての週末興収が同じ形式で公開されているわけでもないため、非公表作品の金額欄を埋めることはしない。
出典は興行通信社の11月2日付ランキング解説、10月26日付の前週解説、および週末ランキング掲載ページ。ここで扱うのは日本国内の週末動員実績であり、海外興行成績、週間7日間の売上、11月2日以降の確定動員は含めない。
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