ゆうIDとは?登録方法・できること・利用時の注意点を解説
ゆうIDの仕組み、登録手順、郵便局アプリやe転居などでできることを紹介。2026年10月の不正ログイン公表と、10月20日から必須化された二段階認証を踏まえた注意点も解説します。
「ゆうID」は、日本郵政グループの各種サービスを利用するときに使う無料の顧客IDです。郵便局アプリでの荷物の発送・受け取り、e転居、ゆうゆうポイントなど、対応サービスに同じIDでログインできます。ただし、ゆうIDを作っただけで全サービスを使えるわけではなく、本人確認や個別の申し込みが必要な機能もあります。
2026年10月20日時点では、登録方法に加え、ログイン時の二段階認証と日本郵政が公表した不正ログインの可能性も確認しておきたいところです。ここでは、公式案内をもとに、登録の流れ、主な用途、利用前に確認したい条件と安全対策をまとめます。
ゆうIDは、日本郵政が提供する無料のIDです。メールアドレスなどを使って登録し、対応する郵便・物流・通販・保険関連のサービスへログインするときに利用します。複数のサービスで同じIDを使うことで、住所情報や荷物の情報などをサービスの範囲内で扱いやすくする仕組みです。
ゆうIDそのものは、銀行口座や決済手段ではありません。IDの作成が無料でも、送料、商品代金、各サービスの利用料まで無料になるわけではありません。各サービスの利用規約、本人確認の条件、支払い方法は別々に確認してください。
| 用途 | 主な機能 | 確認したい条件 |
|---|---|---|
| 荷物を送る | 郵便局アプリで送り状を作成し、宛先を保存・再利用できます。ゆうパックスマホ割では、カード事前決済による割引も案内されています。 | スマホ割の対象条件や送料、決済方法を申し込み時に確認します。 |
| 荷物を受け取る | 配送状況の確認、再配達依頼、ゆうパックのお届け予定通知や受取日時・場所の変更に対応する機能があります。 | 荷物の種類、通知設定、居住確認などで利用できる選択肢が異なる場合があります。 |
| 引っ越しなどの手続き | e転居の申し込みや、対応する郵便局サービスの手続きに利用できます。 | e転居のオンライン申し込みには、本人確認済みのゆうIDが必要です。 |
| 郵便局を利用する | よく行く郵便局・ポスト・ATMを登録したり、郵便局アプリで窓口情報を確認したりできます。 | 一部機能は対応店舗やアプリの設定に左右されます。 |
| ポイントやグループサービス | ゆうゆうポイントの確認・利用、郵便局のネットショップやかんぽ生命のマイページなど、対応サービスとの連携に使えます。 | ポイント付与・交換や各サービスの利用条件は個別に定められています。 |
郵便局アプリの公式案内には、送り状作成、配送状況の確認、再配達、受取方法の設定、ゆうゆうポイント、デジタルアドレスなどが掲載されています。機能の追加や利用条件は変わることがあるため、実際に使う前に郵便局アプリの公式案内と各機能の説明を確認してください。
新規登録には、受信できるメールアドレスと携帯電話番号が必要です。登録用メールを開けること、本人情報を正確に入力できることを先に確認しましょう。特に生年月日は、パスワード再設定時に必要になると公式FAQに記載されています。入力ミスを避けるため、本人確認書類などを手元に用意してから進めると安心です。
以下の画面図は、公式FAQに記載された登録手順を把握するためのイメージです。実際の画面構成や文言は、サイトの更新により変わることがあります。
ゆうIDの公式紹介ページを開き、新規登録へ進みます。検索広告やメール内のリンクからではなく、URLが日本郵政の公式ドメインであることを確かめてください。

ゆうID利用規約を読み、内容に同意できる場合に限り、同意欄を選んで「次へ」へ進みます。登録後に変更できる情報の取り扱いに関する同意も案内されるため、チェック欄ごとの説明を読み飛ばさないようにしましょう。

受信可能なメールアドレスを入力し、「仮登録する」を選択します。入力したアドレスが今後のログインや連絡に使われるため、綴りに誤りがないか送信前に確認してください。

届いた「ゆうID」仮登録完了メールに記載された本登録用URLを開きます。メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダーや受信拒否設定を確認し、公式FAQの案内に沿って「pf.japanpost.jp」からのメールを受信できるようにします。

仮登録後、2週間以上手続きを完了しない場合は申し込みが取り消され、最初から登録し直す必要があると日本郵便は案内しています。
公式画面でログイン用パスワードを設定します。他サービスで使っているものの使い回しは避け、推測されにくい固有のパスワードにしてください。2026年10月19日の安全案内では、使い回しがある場合の変更と、パスキーの設定も勧められています。

画面の案内に従ってお客さま情報を入力します。氏名、住所、生年月日など、必要な項目を正確に登録してください。生年月日はパスワード再設定に用いられるため、誤った日付や推測した内容を入力しないことが大切です。

登録完了画面が表示されたら、登録したメールアドレスとパスワードを安全な方法で管理します。郵便局アプリへのログインに使う場合、携帯電話番号で登録した古いIDにメールアドレスが登録されていないとログインできないことがあります。必要に応じて、ゆうIDの登録情報からメールアドレスを確認・追加してください。

日本郵便は2026年10月20日から、ゆうIDへのログイン時に二段階認証を必須化すると発表しました。認証アプリ、またはSMS・メールで認証コードを受け取る方法が公式FAQに案内されています。設定完了時に表示される10個のリカバリーコードは、認証端末を使えなくなった場合の復旧に必要です。第三者に見られない場所へ保存し、メールやメッセージに貼り付けて保管しないでください。

日本郵政は2026年10月19日、ゆうIDの一部アカウントについて第三者による不正ログインが判明したと公表しました。発表では、外部で漏えいしたID・パスワードのリストを使った不正ログインで、影響の可能性があるアカウントは249件とされています。氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなどが閲覧された可能性があり、日本郵政は該当する利用者へ順次連絡すると説明しています。
同社は、現時点で自社システムからの情報漏えいは確認されていないとも発表しています。これは、該当アカウントに登録された情報が閲覧された可能性がないという意味ではありません。また、公表時点ではゆうゆうポイントの公式サイトを10月16日から停止しているとしています。利用再開など最新の状況は日本郵政の公表で確認してください。
ゆうIDは、日本郵政グループの郵便・荷物・オンライン手続きをまとめて使いたい人に便利な共通IDです。登録自体は無料で、メールアドレス、パスワード、お客さま情報を順に登録すれば作成できます。一方で、各サービスの条件や本人確認は別途確認が必要であり、2026年10月20日からはログイン時の二段階認証が必須です。まず公式ページから登録し、使い回しのないパスワードと復旧手段を整えてから、必要なサービスを一つずつ連携しましょう。
ゆうIDの仕組み、登録手順、郵便局アプリやe転居などでできることを紹介。2026年10月の不正ログイン公表と、10月20日から必須化された二段階認証を踏まえた注意点も解説します。
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