DirectAdminを使用したCustomBuild 2.0へのアップグレード

• ステップ1：前提条件を再インストールする
• ステップ2：CustomBuildを更新する
• ステップ3：オプションの変更

DirectAdminには、CustomBuildと呼ばれる便利な組み込みツールが付属しており、ソースからプログラムをインストール、削除、再コンパイルすることができます。最近、CustomBuild（しばしばCBと略される）がバージョン2.0に改訂されました。このガイドでは、CustomBuild 1.1または1.2インストールを2.0にアップグレードする方法について説明します。

ステップ1：前提条件を再インストールする

古いDirectAdminインストールには、DirectAdminを正しく実行するために必要なソフトウェアがインストールされていない場合があるため、次のプレインストールコマンドをもう一度実行してみてください。

yum install wget gcc gcc-c++ flex bison make bind bind-libs bind-utils openssl openssl-devel perl quota libaio \
libcom_err-devel libcurl-devel gd zlib-devel zip unzip libcap-devel cronie bzip2 cyrus-sasl-devel perl-ExtUtils-Embed \
autoconf automake libtool which patch mailx bzip2-devel lsof db4-devel psmisc net-tools systemd-devel libdb-devel perl-DBI xfsprogs rsyslog logrotate crontabs

注：このコマンドはCentOS（7）でのみ実行できます。

ステップ2：CustomBuildを更新する

CustomBuildは完全に改訂されているため、新しい構成も付属しています。つまり、既存の構成をCB 2.0に移植することはできません。バックアップがあることを確認してください！

cd /usr/local/directadmin
mv custombuild custombuild_1.x
wget -O custombuild.tar.gz http://files.directadmin.com/services/custombuild/2.0/custombuild.tar.gz
tar xvzf custombuild.tar.gz
cd custombuild
./build

ステップ3：オプションの変更

を実行する./buildと、新しいオプション構成ファイルが作成されます。このファイルを開き、必要な変更を加えます。

変更が正しいことを確認した後、CustomBuild構成に従ってソフトウェアをインストールします。

./build all d
./build rewrite_confs

CustomBuildが更新されます。